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風の季オーナーの八ヶ岳の暮らし

脱サラして始めたペンション経営。そのために移り住んだ八ヶ岳南麓での暮らしのことを写真と稚拙な文章でお伝えしています。

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開業から満15年が経ちました…。

私たち家族がペンション経営を始めたのは、2005年4月、ちょうど15年前です。

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始めた当時も不安でいっぱいでしたが、今も不安でいっぱいです。(^^;
よもや世界がこんな状況になろうとは・・・、想像だにしなかったことです。

とはいえ、住民も少ないこの場所では、TVやネットの報道を見なければ、そんな状況は嘘のような静かな毎日・・・。
自粛要請の影響でかなり宿泊客も少なくなったので、過去のことを少し振り返ってみたいと思います。

そもそも何故ペンションを始めたのか・・・。(^^;
私の生まれ育った場所は千葉県柏市という土地で、東京のベッドタウンとして住民が急増し、混雑が日常の風景でした。
そういう状態が嫌で、子供のころから田舎に憧れがありました。
そんなわけで東京の大学に行くなんて考えられず、親に無理を言って地方都市(新潟)の大学へ。
1回生の時、友人と軽井沢へ旅行に行き、そこで初めてペンションに宿泊し、立地や雰囲気が気に入って、旅行と言えばペンション泊を繰り返しているうち、いつか自分もペンションライフを・・・と考えたのがきっかけです。
当時はペンションオーナーは多くの人にとって憧れの職業でしたね。今では考えられないけど・・。(^^;

大学を卒業後、保険会社に就職し、大学時代の友人である家内と結婚。
そこからペンションを買うための貯金を始めました。
その後給与が上がると贅沢はせずに積立を増やし・・、という生活が続きます。
手取り額が少ないのに家内は文句も言わず協力してくれました。
その頃には、ペンションは漠然とした夢で、ほとんど忘れかけていたのですが・・。(^^;

バブル崩壊後の営業第一線は、仕事としてはかなり大変で、残業はもちろん土日も仕事というのも普通でした。
でも妙なやり甲斐も感じていて、完全な仕事人間でしたね。

そんな中、駆け出し時代に神様のような存在であった大先輩が役員になれずに無念そうに定年退職していく姿を見て、このまま定年まで勤めたら後悔するのではないか?と考えるようになりました。

子どもたちも小学生になり、数年ごとの転勤による転校も、家内にとっても負担になって来ていたようですし、年に数回、ペンションの売り物件を見て回るようになりました。

簡潔に書こうと思ったのですが、相変わらず文章が下手で・・。(^^;
長くなってしまいそうなので、またにさせていただきます。

ちなみに本日の眞原の桜並木です。
この四月は例年より山がよく見える日が多いです。
コロナ騒ぎがなかったら、多くの方に雪山と北杜の桜をお楽しみいただけたのにと残念です。
DSC07930.jpg

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プロフィール

風の季のオーナー

Author:風の季のオーナー
オーナー夫婦は1965年生まれ。
平成17年春に脱サラしてペンション経営を始めました。
今年で開業18年目になりましたが、依然として素人っぽい宿です。((^┰^))ゞ

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